先日、出生前診断のひとつであるオスカー検査を受けてきました。
オスカー検査とNIPTとの違いや、費用、検査内容、結果についてまとめてみたので、ご参考になれば幸いです。
オスカー検査とNIPTの違いは?
オスカー検査とは?
オスカー(コンバインド)検査とは、NT(首のむくみ)、お母さんの年齢、赤ちゃんの大きさ、赤ちゃんの心拍数、お母さんの血液検査(PAPP-A,freeβhCG)の5つを組合せてリスクを出す検査です。別名コンバインド検査と呼ばれるもので、世界では最もよく行われている検査のひとつです。国内でも関西を中心に10数カ所で行われております。
引用:広尾レディース
オスカー検査は出生前診断のひとつです。
妊婦さんなら一度耳にしたことがあるであろう「NT」は、胎児の首のむくみです。NTが3mm以上あると、胎児以上の確率が増加するといわれています。
NIPTとの違いは?
★オスカー検査 | ★NIPT | |
概要 | NT、お母さんの年齢、赤ちゃんの大きさ、心拍数、お母さんの血液検査(PAPP-A,freeβhCG)の5つを組合せてリスクを出す検査 | 妊婦さんの血液を採血し、血液中にある赤ちゃんのDNA断片を解析して、染色体の病気や異変を調べる検査 |
確定的検査or非確定的検査 | 非確定的検査 | 非確定的検査 |
検査可能週数 | 12w~13w6dまで | 10w~ |
費用 | 3万~5万 | 8万~20万 |
評価方法 | 確率 | 陽性 or 陰性 |
検出率 | 80%~90%程度 | 99% |
性別判定 | 不可 | 可能 |
まず、オスカー検査もNIPTも非確定的検査であり、胎児の疾患の可能性を評価するための検査です。疾患を確定するには、確定的検査である羊水検査うや絨毛検査を受けることが必要です。
オスカー検査を選んだわけ
筆者がオスカー検査を選んだ理由は、費用と確率のバランスが取れていると感じたからです。
予算に余裕があれば、検出率が高いNIPTがいいのですが、なにしろ高い…。
出産にはこれからいろんな費用がかかるのにここまでお金をかけられないということもあり検出率も悪くないオスカー検査を選びました。
結果、受けてよかったと思っています。
広尾レディースで受けてきました
東京恵比寿にある広尾レディースが口コミがよさそうだったので、こちらでお世話になることにしました。
電話で予約をします。土曜日も診療していますが、オスカー検査は基本平日の案内にようです。
①まずはカウンセリング
オスカー検査を受けるには、カウンセリングが必須となっています。
カウンセリングでは、医院長先生から
- なぜ検査を受けようと思ったのか
- 年齢による染色体異常の確率
- 受けることのできる検査の種類
- 結果を受けてどうするか決めるのは夫婦
など、出生前診断にかかわるお話を聞きます。
だいたい20分くらいだったかと思います。
特に質問がなければ、検査の種類を決めて、エコーでの検査に移ります。
➁経腹エコー。性別はわかる?
経膣か経腹どっちかな~と思っていましたが、経腹エコーでした!
ワンピースでなく、上下別れた服装で行くのがベターです。
あったかいジェルをのせて、エコーで赤ちゃんの様子を見ていきます。
NTの厚さや、脳、内臓、心臓、心拍など15~20分かけてじっくり見ていただけました。
もしや、性別もわかるかも…?と思い聞いてみました。
ということで終了しました(笑)
運がよければ、この週数でも性別がわかるかもしれません!
③1週間後に再度来院して結果を聞く
1週間後に予約し、再度クリニックに向かいます。
待ち時間はほぼなく、すぐに診察室に呼ばれます。
という感じで、1~2分くらいでしょうか。あっという間に説明は終わりました。
これだけ短いのであれば、郵送で結果をお知らせしてくれてもよかった気も…と思いつつ、結果のフォローもしっかりしてくれるというところが良い点かなと思います。
④かかった費用
かかった費用についてです!
内容 | 費用 | |
1回目の来院 | 初診料+カウンセリング+検査 | 63,800円 |
2回目の来院 | 結果説明 | 2,200円 |
合計66,000円でした。
医療費控除に計上はできず、大きな出費となりますが、赤ちゃんの状態を知ることができてよかったです。
さいごに
10カ月の間、赤ちゃんの状態がどうなのかずっと心に引っかかってしまう方は、オスカー検査(コンバインド検査)は選択肢のひとつとしてありかと思います。
ですが、結果を受けて病院が何かを勧めることはないので、結果を受けてどうするかというのは夫婦で話し合っていただければと思います。
素敵なマタニティライフを送れますように。
こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。