筆者は1カ月で正社員の会社をやめた短期離職の経験が2回あります。
また、派遣社員として2社働いたことがありますが、どちらも契約満了ではあるものの1つは5カ月、1つは8カ月です。
「またすぐに辞めるんじゃないか」と不安に思われやすいため、不利に働く可能性は大きいでしょう。
できることなら、短期離職の職歴を履歴書に書きたくない…!隠したい…!
これは当然の心理ですよね。
筆者も転職活動の際
「短期離職 経歴書 書かない」
「1カ月 退職 経歴書 書かない」
で検索しまくりました…(笑)
悩みに悩んで…、筆者は職歴を省いて履歴書を提出し、2回内定をいただきました。
結論、職歴を省略し、バレないことも可能です。
私の体験談と「注意点」についてお話させていただきたいと思います。
職歴を隠して内定した体験談
転職にあたり変更したことのある職歴は以下の2点です。
- 8年前に1カ月で退職した職歴を抹消
- 派遣で2社働いた経験を1社に統合
問題なかったケース
とあるスタートアップ企業の転職活動の際、上記①➁を行いましたが、特に問題なく採用されました。
この時、直前の職歴は派遣社員でした。
直前の会社の源泉徴収票を転職先に提出しなければいけないので、本来、直前の職歴詐称は大変危険なのですが、同じ派遣元で働いていたので、複数の派遣先で働いた経歴があったとしても、源泉徴収票に記載される社名は派遣元1つのみでしたので、特に問題ありませんでした。
ハラハラしたケース
とある外資系企業の社員として、①のみを行い採用されました。
➁を行わなかったのは、この会社の口コミを転職会議やopenwork等の口コミサイトで調べてみると、「バックグラウンドチェックがある」と書かれていたので、それほど時間が経っていない職歴である➁を変更するのはリスクだと思ったからです。
一方、8年前の職歴はさすがに大丈夫だろうと判断し、書かないことを選択しました。
この選択、かなりハラハラしました…!
仮内定をいただいた後、「専門の調査会社を使用してバックグラウンドチェックを行います」と言われたのですが、どこまでさかのぼって調査するか不明だったからです。
その後、こちらの会社では過去5年の間に勤めていた会社の職歴が正しいかを確かめる、とのことだったので8年前の職歴抹消はギリギリセーフでした。。。
その後、問題なく正式に内定をいただくことができました。
よかったよかった。。。
職歴を隠すときの注意点
直前の職歴は隠さないこと
転職後、源泉徴収票の提出を求められます。源泉徴収票には、前職の会社名が書かれているので絶対にバレます。
直前の職歴が超短期でも、腹をくくって書きましょう。
理解してくれる会社はきっとあります。
外資系企業では職歴詐称は危ない
外資系企業では、バックグラウンド調査を行う場合が多いそうです。
また、日本企業でも役員採用や金融業界で実施することがあるそうですね。
これらの企業やポジションの選考を受ける際は、正直に職歴を書くのが安全でしょう。
またバックグラウンド調査があるかどうかは転職会議やopenworkなどの口コミサイトも参考にして調べてみてください。
職歴を隠すことは可能だがリスクあり。覚悟が必要
短期離職の職歴を書かないことは、筆者の過去の経験からも可能です!
職歴が20個くらいあるシングルマザーの知人がいますが、職歴を数個に集約し、うまくやれています。
このシングルマザーの方、かなり魅力的な方ですが、職歴が20もあれば、かなりマイナス点になると思うので、よい判断だと思います。子どもを1人で育てていくために、給料が高い職場を見つけては常に転職をしていったそうです。
ただし、発覚して内定取り消しになるなどのリスクはつきまといます。
リスクを理解したうえで、自分は行うべきなのか判断しましょう。
短期離職を隠さなくても転職は可能
筆者は1カ月で辞めた会社を職歴から抹消したこともありますが、抹消せず、しっかりと短期離職について説明したうえで内定をいただけたこともあります。
職歴を書かないことでのリスクを取るのは嫌だという人は、ぜひこちらも参考にしてください!
こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。