新築マンションを購入するのに、頭金の支払い以外にいろいろな費用がかかります。
実際どれくらいかかるのかってネットで検索してもなかなか分かりにくいもの。。
筆者も新築マンション購入にあたり、どれくらい用意しとけばいいのだろう?と「新築マンション 諸費用 いくら」でめっちゃググりましたが、なかなか思うような回答にたどり着けず質問掲示板で質問したりもしてました(笑)
具体的な数字を出しているサイトはなかなか見つかりませんでしたので、
と思い、筆者が新築マンション購入時にかかった諸費用について公開いたします!
ちなみに…筆者の状況として
住信SBIネット銀行からペアローンで3,900万円を借り入れ、約4,600万円の新築マンションを購入しました。
その時にかかった諸費用ですのでご参考までにどうぞ!
かかった費用・近いうちに支払う費用
費用の内訳
さっそくですが、頭金以外にかかった諸経費について公開します!
(引っ越し・家具代はのぞく)
事務取扱手数料(夫) | 46万2,000円 |
---|---|
事務取扱手数料(妻) | 41万3,600円 |
ローン事務手数料 | 3万3,000円 |
登記費用(概算) | 38万円 |
固定資産税等相当額(概算) | 7万円 |
修繕積立基金 | 67万5,400円 |
契約書の印紙代 | 5,000円 |
金銭消費貸借契約書印紙代(夫・妻) | 4万円 (2万×2) |
火災保険料(10年) | 5万1,390円 |
不動産取得税(概算) | 32万円 |
合計 | 245万390円 |
ペアローンで2倍かかる費用
表のとおり、ペアローンにすると、「事務取扱手数料」や「金銭消費貸借契約書印紙代」が2倍かかります。。
じゃあ1人でローンを組んだほうがいい?という話になるかと思いますが、ペアローンにすることで
- 借入可能額が増える
- 団信に妻と夫の両方が加入できるのでリスク分散できる
- 住宅ローン減税、すまい給付金を夫と妻のそれぞれが申請できる
というメリットもあります。筆者の場合は借入可能金額が増えるということで選択しました。ちなみに、住信SBIネット銀行の事務取扱手数料はローン借入金額の2.2%でした。
火災保険について
火災保険については、本当人それぞれですので参考にならないかもしれませんが💦
筆者の場合、地震保険には加入しませんでした。
理由としては、地震保険は火災保険に比べて高額であり、初期費用がかさんでしまうし筆者の両親もマンションを購入して20年地震保険に加入せず何もなかったということも決め手になりました。
火災保険に関しても、それほど高価な家具を所有していないこともあり補償額を低く設定しているため10年で5万1,390円と割と安く済んでいます。
通常の火災保険では地震による火災は補償してくれないというデメリットがあるので、マンションにおける地震保険はそこをカバーするためという意味合いが強いです。
お金に余裕があるなら入っておくほうが安心でしょう。
筆者の考えとしては、地震でマンションになにかあったらマンションごとダメになっているはずだし、自分の部屋だけ保険かけても意味ないよな~という感じです。
忘れたころにやってくる「不動産取得税」について
「不動産取得税」についてはまだ支払ってません。
というのも、不動産取得税は「忘れたころにやってくる」といわれる税金で所有権移転登記をしたあと4~5か月後に課税の通知がくるそうです。
概算を販売会社に出してもらったのでそれを記載しています。筆者の場合、32万円と結構な金額を見積もられているので忘れていると痛い目にあいますね。。
一般的な住宅を購入した際は30~40万の不動産取得税がかかるといわれているので、大体筆者と同じような感じになるでしょう。
詳しくは、不動産の販売会社に見積もってもらってください。
戻ってきた費用・もらえた給付金
固定資産税、登記費用は概算でまず販売会社に支払い、その後清算が行われ過剰に支払った分は返ってきます。
また、条件を満たす人は「すまい給付金」の申請ができ、給付金がもらえます。
以下の表は、戻ってきた費用、もらえた給付金の金額です。
固定資産税 | 2万4,290円 |
---|---|
登記費用 | 6万8,884円 |
すまい給付金 | 45万 |
合計 | 54万3,174円 |
合計54万円ほど戻ってきました。
支払った(または支払う)費用から戻ってきた(またはもらえた)金額を引いた金額は、
差し引き合計 190万7,216円
です。
頭金以外に支払う諸経費については、ローンをいくら借りるか、火災保険・地震保険にどれくらいかけるかによって変わってきますが、大体200万円前後と考えておいてよいかと思います。
頭金以外にかかる諸費用は大体200万円前後と覚えておけばOK
(ただし引っ越し代・家具代は除く)
すまい給付金は、自分で申請しないともらえない給付金です。本当にこの世は知らないと損する仕組みが多いので。。(笑)床面積や年収などもらえる条件があるので、自分が対象者か調べてみてくださいね。
対象者は引き渡しから1年3カ月以内に申請しましょう!
毎年かかる固定資産税について
家を購入すると毎年固定資産税がかかります。毎年4月頃に各自治体から納税の通知が来ます。
↓固定資産税の目安はこちら↓
4,000万円の60~70㎡のマンション、30~50坪ぐらいの戸建てであれば税額は年間10万円前後が目安でしょう。
出典:家を買いたくなったら
我が家では、毎月1万円ずつ固定資産税用の費用を積立して急な請求にも対応できるようにしています。
中古マンションだけにかかる費用
新築マンション購入の諸費用についてご説明しましたが、中古を購入する場合は上記の費用+仲介手数料がかかると覚えていただければ大丈夫です。
仲介手数料は、販売価格の約3%+消費税です。
また、中古住宅のリフォームしたい方は、プラスでリフォーム費用も考えておきましょう。
中古マンションの費用は新築マンションの費用+仲介手数料(販売価格の約3%+消費税)がかかる。
まとめ
- 諸経費は200万円前後
- 忘れたころにやってくる不動産取得税に注意
- 中古はプラスで販売価格の約3%+消費税の仲介手数料がかかります
- すまい給付金の対象者は引き渡しから1年3カ月以内に申請しよう
- 毎年固定資産税もかかるので忘れずに
家を購入するにあたり、いろいろな費用がかかります。最初は理解するのに頭が痛い思いをするかもしれませんが、住宅購入は一生に何度も経験することではありませんし、なんとなく理解できていればいいと思っています。(笑)
新築マンションを購入しようと思っている方の参考になれば幸いです。
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