前回の記事では、採卵周期の流れについてお話しました。
今回は移植周期の体験談についてお話します。通院回数、内容、所要時間、費用などをまとめていきたいと思います!
これから実施する方のご参考になれば幸いです。
移植周期の流れ
①生理3日までに来院、遺残卵胞のチェックと血液検査
生理が来たら3日目までに来院予約をします。
休院日と仕事の都合で4日目の受診になってしまったのですが、特に問題はありませんでした。
生理中ですが内診をするんです…生理中の内診は初めてでなんだか嫌な感じ~
生理4日目だと滴る感じではなかったのでそのまま移動。
よかったよかった!採卵の時に3個くらい小さい卵残っていたので大丈夫なのかな?と思っていたけど無事消滅したようです。
その後、採血をしてホルモンの値を調べ(検査結果が出るまでに30分ほどかかります)問題なさそうだったので、移植に備えるべくエストラーナテープの説明がありました。
このシールを隔日で貼り替えていきます。粘着力が強いので、はがすときに赤い跡がつきました。1日経ってもなかなか跡がとれなかったです…
②生理14日目。内膜の厚みを見て移植日を決定
エコーの検査で、子宮内膜の厚みを見ました。
どのくらいの厚みだったかは正確には覚えていないけど、6mmとかめちゃくちゃ薄かったのは覚えています。こんなんで大丈夫なのか?!と。
それから、生理から21日目の日に移植日が決定。なんだか遅そう?
追加のエストラーナテープ、ルテウムを処方してもらいこの日は終了。
③生理21日目。移植日
4BBの胚盤胞を前日に融解してもらい、移植の日を迎えました。
まずは診察室で胚盤胞の写真をもらい説明をうけます。胚盤胞が成長し、5BBになったとのことです!詳しく把握していないけど、まぁまぁよさそう。
その後、血液検査。結果が出てから移植をするのかと思いきや、結果が出る前に内診室で移植が始まりました。
機械で膣を広げるときに、「いたっ」ってなりましたがたいした痛みではありませんでした。
モニターを見ながら移植をしていきます。
と言って、子宮の中に入っていく胚盤胞があっという間に移植は終わりました。3分もかかってないくらいでしょうか。
この光景に感動したという人もいましたが、私は特になんとも思いませんでした…笑
内診台の上で股を開いたまま10分くらい休みます(笑)一応薄いペーパーで隠してくれますのでご安心を。
それからベッドに移動してさらに10分くらい休みました。
脱いだパンツを看護師さんがベッドに移動してくれたのですが、脱ぐときに中身べろっと置いてしまったかもと後悔…(笑)
そのあと、再度診察室で血液検査の結果を聞きました。特に問題ないとのことで一安心です。
判定日は移植から11日後の日。来院して調べるか、自宅で調べるかを選べます。
来院して陰性というのは労力がもったいないので、自宅で検査を選び、妊娠検査薬をもらいました。
④判定日
朝一で妊娠検査薬を試したところ、陽性!
クリニックに電話をします。なるべく早い日に来てくれということで、翌日行くことに。
⑤陽性判定後、血液検査でホルモン値を調べる
まず血液検査を行い、hcgの値を調べました。hcgは260で、ちょっと低めとのこと…。
ただ、これくらいの値でも出産まで行く人もいるからということで、期待しようと思います。
⑥胎嚢が確認できるかエコーチェック
5w2d。胎嚢が確認できるかエコー検査をしました。
8.5mmほどの胎嚢が確認でき一安心です…!ただ悪阻や乳首痛がないのが気になる…
筆者の結果は…
これまで体外受精は2回実施しましたが、2回とも胎嚢確認できたものの、5wで流産という結果になってしまいました:;
妊娠継続していれば、上記で記載した胎嚢確認のあと、心拍確認、その後、もう1度成長具合を確認し、卒業、と2回の通院があります。
筆者は体外受精を行う前にも部分胞状奇胎での流産経験があり、計4回の妊娠のうち3回が流産という結果になってしまっているので、次回生理が来たら不育症検査をやってみるつもりです。
残りの卵は3つ。これが終わったら妊活も終わりを意味します。さて、どうなるか…?!
費用について
筆者は、心拍確認にたどり着けていませんが、胎嚢確認まででかかった費用をご紹介します。(保険適用)
- 1回目…生理3日までに来院、遺残卵胞のチェックと血液検査(診療代 4,830円)
- 2回目…生理14日目。内膜の厚みを見て移植日を決定(診療代+薬 7,240円)
- 3回目…生理21日目。移植日(診療代 44,820円)
- 4回目…陽性判定後、血液検査でホルモン値を調べる(診療代 3,980円)
- 5回目…胎嚢が確認できるかエコーチェック(5,410円)
- 通院回数:計5回、合計:66,280円
仕事と両立できる?
採卵周期とは異なり、一番長くても1時間15分ほどでお会計まで終わったため、移植周期は割と問題なく仕事との両立は可能かなと思います。
移植について体に負担があるわけではなかったので、移植後の勤務も可能です。(ただ、力仕事などはやめておいたほうがいいかも…)
まとめ
- 移植周期の通院回数は5回
- 費用(保険適用)は5回で合計66,280円かかった ※胎嚢確認まで
- 採卵周期と移植周期合計で合計130,440円かかった ※胎嚢確認まで
- 移植周期は採卵周期より負担が少ない
- 最大の所要時間は1時間15分だったので、仕事との両立はしやすい
あくまで筆者の体験談ですので、ご参考までにしてください!(病院によって費用や通院回数は異なります)
最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんのところにコウノトリが訪れることを願っております!