転職3カ月で妊活再開したところ、妊娠することができました。
上記の記事で転職2カ月で妊活を再開しても、1年以上の勤務という条件がある会社でも育休は取れると書いたのですが、実際はどうでしょうか?
結論ですが、育休自体はとれます!
ただ、育児給付金の取得が危ういという盲点がありましたので、みなさまの参考になるよう体験談を書きたいと思います。
転職したばかりの筆者の状況について
- 2020年11月15日に転職
- 出産予定日は2021年11月23日
- 2021年11月1日から産前休暇取得予定
産休については誰でも取得できる権利があるので、なんの心配もいらないのですが、
この状況で育休が本当にとれるのか、勤務先の人事部に問い合わせしてみました!
勤務先の人事に問い合わせてみた
やった~~!
やっぱり育休は取れるんだ!と喜んでいたのもつかの間…
ぬおおおお??!知らなかったよ~~~!!!
妊活再開前にいろいろ調べたけど、こういった情報は出てこなかった…!
盲点となる育児休業給付金の支給条件について
厚生労働省が定める育児休業給付金の条件は以下の通りです。
- 育児休業開始日から過去にさかのぼり、過去2年間のうち賃金が11日以上支払われた月が12カ月以上あること
- 上記は、基本的に雇用保険に加入している同じ事業所で計算する。
- 雇用保険に加入している事業所で条件が不足している場合、前職と現職で雇用保険加入期間に1日も間がなければ引継ぎ可能。
参照:厚生労働省
上記の➁、③については人事から聞かないとわからなかった情報です。
が完全に盲点でした…!
筆者の場合、2020年11月に転職をして、前職は2020年9月で退職したので、雇用保険の加入期間に1か月のブランクがあるのです。
①育児休業開始日から過去にさかのぼり、過去2年間のうち賃金が11日以上支払われた月が12カ月以上あることを転職先だけで計算すると、
2020年11月15日~2021年10月末までしか賃金を得ていないことになるので(11月から産休予定のため)、①の「12カ月以上あること」という基準を満たすことができないのです!
筆者の場合の解決方法
産休に入る時点で、1年経過していれば、同じ事業所で12カ月以上賃金をもらうことになり、給付金の対象になります。
筆者は、惜しくも2週間足りない状況…泣
…あっ!そうだ、有休があった!!!
有休が15日ほど残っているので、足りない分を有休で出勤したことにすれば、支給条件が満たされるぞ!
筆者の場合、産休まで有休は使わず、頑張って出勤しようと思います!
結局いつ妊活再開すれば、育休も給付金ももらえるのか
何度も繰り返しますが、産休に入る時点で、転職してから1年経過していれば、同じ事業所で12カ月以上賃金をもらうことになり、給付金の対象になります。
最終生理から遡って、いつ妊活再開すれば育休も給付金ももらえるのか計算してみました。
最終生理が1月1日の場合です。
- 最終生理:2021年1月1日
- 出産予定日:2021年10月8日
- 産前休暇:2021年8月28日~(予定日の6週前から取ると仮定)
この場合だと、最終勤務日の8月27日で入社から1年経過していれば問題ないですね!
計算してみたところ、転職から4カ月6日以上経った最終生理日から妊活再開をすればOKという計算でした!
転職から4カ月6日経過した最終生理日から妊活を再開すれば産休開始日までに1年が経過する!
上記のケースは産前休暇を出産予定日の6週前からとして計算したものですが、産前休暇は任意の取得なので、短くすることも可能です。
その場合は、多少妊活再開時期が早まっても大丈夫です。
育児給付金の支給条件については、厚生労働省の資料から人事も説明してくださっているので間違いないかと思いますが、育休取得可能は条件については、会社ごとに決まりを定めていると思うので、そこは事前にチェックしてくださいね!
まとめ
- 転職から2カ月で妊活再開をすると、入社から1年を育休取得の条件としている会社は育休の取得が可能な場合がある。
- ただし、転職から4カ月6日以降に妊活を再開しないと産休開始までに転職から1年経過しない可能性が高く、育児給付金の対象にはならない恐れがある。
経験を通じて言えることは…、
ということです。
これが、転職から最短で育休も育児給付金もとれる可能性の高い方法かと思います。
こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました。