不妊治療の助成金って「体外受精」及び「顕微授精」だけだと思ってませんか?
私もその1人でした。実は卵胞チェックの段階でももらえる助成金があるんです!
卵胞チェックの段階でも、自費の検査が多すぎてあっという間に数万円なくなってしまいますよね…(泣)
- 1回目…薬をもらう(診察費+薬代:1,683円)
- 2回目…D12頃に病院へ。卵胞チェック・血液検査で排卵日特定。(3,660円)
- 3回目…ちゃんと排卵したかどうか、卵胞チェックで確認。高温期を保つ注射を打つ(5,980円)
合計費用:11,323円
この調子でいくと、卵胞チェックのみで1年妊活しても、10万円以上/年はかかります💦
年に10万以上医療費がかかると確定申告の際、医療費控除ができますが、どれくらい節税できたのか、分かりにくいですよね。
今回は分かりやすく「還付」してくれる助成金のお話です!
東京都にお住まいの方限定の情報となりますが、東京にお住まいの方は要チェックです!!
東京都不妊検査等医療費助成事業とは
東京都不妊検査等助成事業の概要 ・対象者
保険医療機関にて行った不妊検査及び一般不妊治療に要した費用(保険薬局における調剤を含みます。)について、5万円を上限に助成します。
・助成回数は夫婦1組につき、1回に限ります。
・保険医療機関とは、保険診療を行う病院・診療所です。
・保険薬局とは、保険診療に基づいて医師の出す処方箋に従い調剤を行う薬局です。
つまりですね、卵胞チェックという不妊治療の初期段階でも、東京にお住まいの40歳未満の女性で、夫婦両方が不妊治療の検査を受けていたら助成金が下りるのです!
対象期間は検査開始から1年。過ぎたらもらえない?
検査開始日から1年となっています。
夫婦それぞれの初めての検査開始日のいずれか早い日から起算します。ただし、検査開始日から1年以内であっても、妊娠が判明した場合や特定不妊治療に移行した場合は、その段階で本事業の助成対象期間は終了します。それまでの費用について、期限内に申請をお願いします。引用:東京都福祉保健局
筆者ですね、この助成金の存在を知らず、検査開始から1年経ってしまったのですよ!!
でも5万円返ってくるってかなり大きいじゃないですか。
通っているクリニックの先生にダメもとで聞いてみました。
わ~~~お!(笑)こんなにフランクにお話しいただけるとは思わず、拍子抜け!
やっぱり言ってみるものですね!
申請書類について
1.2は東京都福祉保健局のHPからダウンロードできます。
1.不妊検査等医療費助成申請書は名前と住所書いて~とすぐに自分で記入できるものですが、2.不妊検査等助成事業受診等証明書は通っているクリニックへの依頼が必要です。
予約の際に、
- 東京都不妊検査等医療費助成事業の書類も書いてほしい
と伝え、受診の際に受付で領収書を渡すとスムーズです。
受診した領収書が必要になるので必ずとっておいてくださいね
渡した日から1週間以内に書いてくださると思います。その日に書いてもらえる訳ではないので余裕を持って依頼しましょう!
領収書は5万円未満でもOKですが、申請できるのは1夫婦1回までになるので、できるだけ5万円以上領収書がたまってから申請しましょう。
領収書の合計金額が5万ぴったりになることはほぼなく、5万ちょっとになることが多いと思いますが、それでOK。はみ出た分はもらえず、5万円もらえます。
いつ頃もらえる?
筆者の場合ですと、以下の流れでした。
- 6月末に申請
- 8月末に通知書が届く
- 9月に指定口座に振り込まれる
申請してから大体3カ月ですね!
申請中に引っ越したらどうなる?
申請書類を郵送して、結果が出るまでの間に引っ越ししたら審査は通るのでしょうか?
筆者がそうでしたが、結論、大丈夫です。
申請が通り、無事入金されました!
検査日から申請日まで都内の住所であれば大丈夫です。
ただ、引越し前に以下の手続きは必ず行っておいてください!
旧住所に届いた郵便物を1年間、新住所に転送してくれるサービスです。申請後、申請時の住所に通知書が送られてくるので、受け取れるようにしておくことが大事です。オンライン上で手続き可能です。e転居サービス
まとめ
自治体は取るものは取るけど、助成金や還付はそもそも情報を知らないともらえません。
なんとも嫌な世の中です…!
条件に当てはまる方はぜひ申請してください!