10月1日に出産予定の桃です!
出産年齢が36歳ということもあり、胎児の健康状態に不安がありNIPTを受けることにしました。異常が見つかったら諦めようと旦那と決めていました。
当初、X(旧Twitter)で度々見かける無認可のヒロクリニックで予約しようと思っていまが、何かあった際のアフターフォローが不安になり、また、さまざまな疾患がわかったとしても、ふつうに生活できる疾患もあるし、どう判断すべきか難しいなと感じ始めました。
そこで、生存可能性が高い主要なトリソミーだけわかり、アフターフォローまでしっかり受けることができる認可施設がいいのではと考え、今回認可施設である愛育クリニックを選びました。
こちらのレポが迷ってる方の参考になれば幸いです!
愛育クリニックにした理由と費用について
認可施設の中で愛育クリニックにしたのは、都内で他院よりもお安めの価格設定、NIPTの結果が早く届くということ、また、NIPTでは分からない疾患が分かる胎児ドックもこの施設で分娩予定でない妊婦さんも受けることができるため決めました。
結果によって勤務先にどう伝えるか変わってくる可能性もあったので、なる早でNIPTの結果を知ることができるのは特によかったかなと思います。
筆者の場合、NIPTを土曜に受けて火曜日にレターパックで結果が届きました。速達便などのオプションがない中、超速だと思います。
夫婦でカウンセリングを受けることを求める施設が多いと思いますが、こちらは妻だけでのカウンセリングもOKで、旦那となかなか時間を合わせられなかったため、大変助かりました。
NIPTのお値段は109,000円。陽性が出たあとの確定診断込です。
また、愛育クリニックでNIPTを受けた人は初期胎児ドック(12~17週頃)を17,000円で受けられます。中・後期胎児ドック(18週以降)も再診であれば17,000円でした。
予約について
予約はWEB予約のみです。平日であれば、予約は割と取りやすく翌日でも予約できる枠がありました。
NIPTは2週間後の土曜日に予約が取れたのですが、胎児ドッグは土曜日ですと2週間後でも予約を取るのが難しく有休をとって平日に行くことに。
NIPTについて、通常はカウンセリング+血液検査のみなのですが、検査の前に心拍チェックをしたい人は、無料で予約が可能です。
胎児が生きていないとNIPTを受ける意味がないと思ったため、迷わず受診を決めました。
NIPTの予約とは別で行いますが、基本同日に取れるかと思います。筆者は心拍チェックを8:50、NIPTを9:00で予約を取りました。
愛育クリニックでのNIPTの流れ
9週~17週まで検査可能で、筆者は10週3日に検査しました。

クリニックに到着後、初診だったので受付でNIPT予約した旨を伝え、診察券をもらった後2階へ向かいます。
①心拍チェック
まずは心拍チェック。お腹の上からエコーを行います。無事心臓が動くのが見え一安心…!
②カウンセリング
その後、カウンセリングがありました。遺伝子カウンセラーの先生が説明書をもとに説明してくれる感じです。認可施設で3つのトリソミー(21、18、13)しか調べない理由は生存可能性が高いトリソミーはこの3つだからなど説明してくださりました。
最後に質問がないか聞かれたので「陽性になった場合、羊水検査の施設は紹介してくれるのか」とお伺いしたところ、提携の病院を紹介可能と教えてくださりました。
③採血
NIPTの採血は痛いなどのうわさを聞いていたので少しビビっていたのですが、通常の注射と変わらないくらいでそれほど痛くなかったです!
④お会計
お会計はATMのような機械で行い、クレジットカードも使用可能でした。大きい金額なので使用できるのは有難かったです。
⑤結果について
陽性の場合は電話連絡、陰性の場合はレターパックで届きます。上にも記載しましたが、土曜に受けて火曜日にレターパックで結果が届きました。とても早くて有難かったです。
陰性の結果にホッとしました…。
愛育クリニックでの初期胎児ドックの流れ
初期胎児ドッグは12~17週頃に行えます。筆者は12週ちょうどに受診しました!
予約時間を過ぎると検査がキャンセルになると書いてあったのですが、当日雪で電車が遅延しており10分遅れてしまうことに…!
せっかく予約を取れたのにキャンセルになりたくない…!と思い、予約15分前くらいに電話。
なんとか受診できてよかったです…!どうしても遅刻しそうな方は時間前に電話を必ずしてみてください。
①直接2階へ行き呼ばれるまで待つ
再診になるので、受付への立ち寄りはせず、再来機に診察券を入れ、紙が印刷されるのでそれをもって直接2階の超音波室に向かいました。遅刻していったため、到着するとすぐ呼ばれました。
②経腹、経膣エコーどちらも行う
じっくり20分くらいかけてエコーをしてくれました。
写真撮影も可能で、撮影可能なタイミングを先生が教えてくれます。
検査の最後の方には4Dエコーもしてくれました!12週はまだまだ小さいため(頭からお尻までの長さが約5cm)経腹エコーからだとなかなか鮮明に見えなかったのですが、先生から
と聞かれました。
女性の先生だったため抵抗なく、お願いしますと答えました。

すると12週なのに上の写真の通り。耳、目、鼻、口がしっかり見えました!
抵抗なければやっていただくのがオススメです。
そして12週ですが性別も分かりました!ほとんど男の子で確定だろうとのことでした。
検査終了後、4Dエコー(画面では肌色でしたが印刷物は白黒)と通常のエコー写真と検査結果の紙をもらえました。

異常がなくホッとしました。中期以降の胎児ドックも勧められたため受けることにしました。
③お会計
1階の機械でお会計をして終了です。
愛育クリニックでの初期胎児ドックの流れ
17週から受診可能で筆者は21週に受診しました。初期胎児ドックと流れは同じです。
検査結果の項目に「口唇」が増えていました。初期胎児ドッグより診ていただく時間が短かった気がしましたがこれは先生によって異なる部分かもです…
初期は女性でしたが中・後期は男性医師でした。
胎児もある程度の大きさになっているため、初期のときにあった「経膣エコーをするか」という質問はありませんでした。

経膣エコーをした初期胎児ドックの方が映りがいいですね…!
最後に4Dエコー(画面では肌色でしたが印刷物は白黒)と通常のエコー写真と検査結果の紙をもらえました。

こちらも何も異常が見つからずよかった…!
検査を受けてみての感想
NIPTと初期、中・後期胎児ドックを受けて合計で143,000円かかりました。
10万越えの金額を聞くと高すぎる…と思うかもしれませんが、認可外施設の料金と比べてみると血液検査だけでは分からない疾患も分かり、アフターフォローの安心感も考慮すると筆者としては安めに感じられました。
何か異常があった時に、「認可外施設で受けた」ということを伝えて他院で確定検査するのは、少し気が引ける部分もあったため、アフターフォローまで面倒見ていただけることが安心につながりました。
性別も産院で妊婦検診を受けるときより早く分かったので、早くから今後の生活の想像ができ良かったです。
今回は幸い異常なしという結果で、安心して妊婦生活を送ることができました。
もちろん産まれてからでないと分からない病気もありますが、産まれる前に命に係わる疾患がないと分かったことは精神安定上、大きかったと思います。
最後に
愛育クリニックでのNIPT、胎児ドックが気になっている方には自信をもっておすすめできると思います。
出生前診断は賛否いろいろな意見がありますが、一番大事なのはご夫婦がどう考えているかだと思います。
周りの意見は気にせず、ご夫婦の今後の生活を考え、一番最適な決断ができることを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました!