不妊治療の検査項目のひとつである「子宮鏡検査」
検索するとサジェストワードに「子宮鏡検査 痛い」なんて出てくるので検査が控えている人はドキドキしてしまいますよね…
筆者も子宮鏡検査を受けてきたので、
痛いのか?費用は?時間は?実際どうだった?
といったことをお伝えしようと思います!
子宮鏡検査とは?
子宮鏡とは、子宮の中に細いカメラをいれて、子宮の内部を直接観察するものです。イメージ的には胃カメラと同じです。超音波検査/卵管造影検査などで、子宮内部の筋腫やポリープが疑われる場合、原因不明不妊の場合などに行います。
引用:杉山産婦人科
子宮鏡検査で分かることは以下の通りです。
- 子宮内のポリープや筋腫の有無
- 卵管口の状態
- 子宮の奇形
- 子宮体がん等の悪性疾患の有無など
筆者の場合は、不妊治療専門クリニックに通いはじめ、初期検査の一環として行うことになりました。
なかなか妊娠しなければ必ず通る検査になるかなと思います。
子宮鏡検査は通水検査とどっちが痛い?
結論から言いますと、通水検査のほうが痛いです!
ご安心ください!
病院によっては検査前に座薬をいれるようですが、筆者の病院ではいれませんでした。それでも全然痛くなかったです!
しいていえば、検査の前、子宮内を消毒するために機械を入れるのですが、この時がちょっと痛かったかな?と思います。
痛いと言っても全然耐えられる痛さで、あっ、痛っ!!て思わずでちゃうという感じでした。
検査の流れは?
実際に体験した検査の流れをお伝えします。
内診台に座り、子宮内を消毒した後、
と先生。
子宮鏡検査も通水検査と同じく、子宮内に水を入れていきます。
水を入れるのですが、少し子宮に圧がかかるだけでほとんど痛くありません。
筆者、検査時D6でしたが、いつも生理が長引くのでこの日も結構出血があり、子宮内が血液で少し見えにくかったので、先生が「水の圧を強めます」と、水の圧をあげてきましたが、これもまた痛くありませんでした。
先生と一緒にモニターにカラーで映し出された子宮の様子をリアルタイムで見ます。
卵管の様子も見ることができます!
とりあえずホッと。
詳しくは診察室で、ということで服を着て部屋を移ります。
子宮鏡検査で発覚した子宮の奇形と術後の癒着
子宮鏡検査をしたことで筆者は2つのことが判明しました。
①子宮の奇形「弓状子宮」の発覚
出典:Medical Note
弓状子宮とは、子宮の上の子宮底部とよばれるところが、ややくぼんでいる症状のことです。
よくある子宮奇形とのことです。
先生曰く、
ただ、本格的に治療したいんだったら、子宮を焼いて切る方法もあります。この場合は入院が必要ね。
とのことでした。焼いて切るなんて恐ろしい…!
そのままでも妊娠に問題はないとのことだったので、子宮奇形に関してはそのままにすることにしました。
②流産手術のあとが癒着している問題が発覚
子宮鏡検査を行う約半年前に、流産の手術を行っていました。
なんと、流産手術のあとが、少し癒着してしまってたもよう。
子宮内にあった白い綿のような部分が、手術で取り切れなかった部分ですね。これを取る掻爬手術をやりましょう。スプーンで取るようなイメージです。
と言われました。
流産の手術なんてもう2度と経験したくなかったのに。。
所要時間と費用
子宮鏡の検査自体は10分くらいで終わりました。
診察~お会計までを含めても20分くらいで終了です。
費用ですが、
3420円(抗生物質の処方込み/保険適用)
でした。保険適用でよかった…。
いまいち保険適用と保険適用外の境界線が分かりません(笑)
病院によっては保険適用外のところもあるみたいなので、検査前に確認しておくのが安心です。
まとめ
- 子宮鏡検査は通水検査より痛くない
- 保険適用可能な場合も
- 所要時間は約10分
- 子宮内の異常を発見できる
病院で子宮鏡検査を勧められている方、子宮鏡検査を控えていてドキドキしている方、検査自体は簡単に終わるものですので、どうぞご安心ください!
こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。
かわいいコウノトリがみなさんのもとにやってきますように!