検査

不育症検査の結果「慢性子宮内膜炎」でした。治療を経て妊娠した体験レポート

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2人目不育症を経て2025年に出産予定の桃です!

1人目は不妊治療を経て3回目の人工授精で妊娠しました。

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体外受精ならうまくいくのではと思っていたものの、なかなかうまくいかず不育症検査の結果「慢性子宮内膜炎」という診断がおりました。

そんな私でも妊娠できたので、同じように悩んでいる方に、私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

不育症検査を受けようと思ったきっかけ

体外受精にステップアップし、2回とも陽性反応がでるも胎嚢が確認できた後、大量出血のして流産診断という悲しいできごとが続きました…。

受精卵は残り3個になり、この3個がなくなったら2人目を諦めることを決めていたため、何か原因があるのであれば早めに突き止めたいと思いました。

クリニックにも不育症検査を勧められたため、不育症検査を受けることを決めました。

実施した不育症検査

不育症検査の内容は多岐にわたりますが、今回主治医に勧められて実施したのは採血検査とCD138の検査(子宮内膜炎を調べる検査)です。

採血検査は、不妊治療をしている人なら頻繁に経験していてどうってことないと思いますが(実際普通の採血だった)、CD138の検査がとっても痛かったです…!

先生から痛いとか何も聞いてなかったよ~泣

子宮内膜の組織を少し採取して調べるものですが、その採取するときの痛さと言ったら…!

思わず痛っ!!と言ってしまい、そのあとお腹がずど~~~んと重痛かったです…。

個人的な痛さレベルは、採卵>CD138>通水検査>子宮鏡検査ですね…。

慢性子宮内膜炎の診断

検査の結果、血液検査の結果では「ビタミンDと亜鉛不足」、CD138の検査では「慢性子宮内膜炎」と診断されました。

栄養不足については市販のサプリを飲めばいいと軽く説明されるのみだったのですが、「慢性子宮内膜炎」については治療が必要とのことでした。

そして、治療後に再検査が必要とのこと。

え~!またあの痛い検査をやるの~~~泣!


慢性子宮内膜炎は、子宮の内側に軽い炎症が続いてしまう状態で、着床不全や流産の原因になることがあるとのことです。

最初は「炎症?自覚症状なんて全然なかったのに…!」と驚きました。

検査を受けてみないと分からないものですね…。

治療の内容と経過

治療は抗生物質の服用のみでした。2週間ほど「シプロキサン錠」「フラジール内服錠」を飲み、その後再検査を受けました。

治療中は抗生剤の副作用で、あそこが痒くて仕方なかったです…(笑)そのほかに症状はありませんでした。

一般的に1回目の抗生剤治療により、80%の方が治ると言われていますが、筆者の場合、CD138の検査結果について下記の経過でした。

  1. 1回目(抗生剤服用前)…20視野中17個の陽性細胞
  2. 2回目(抗生剤服用後)…20視野中15個の陽性細胞
  3. 3回目(抗生剤服用後)…20視野中10個の陽性細胞
20視野中5個以上の陽性細胞で慢性子宮内膜炎と言われているので、抗生剤治療を2周期続けても陽性…

3回もCD138の検査をするのはきつかったです…またあそこのかゆみも…(笑)

そして3回の検査をしてもなお陽性だったことはとてもがっかりしました。

検査結果を聞いて残念がっていると

先生
先生
大分改善していきているので、次移植周期に入りましょう!

というまさかの方針に驚き!

検査結果を聞いた当日から新たに処方されたビブラマイシンという抗生剤を飲んで、再度のCD138検査はせず、生理を待ってから移植周期に入ることになりました!

妊娠までの経過

慢性子宮内膜炎の治療後、最初の移植は陽性反応なしで終わりました…。

ただ、その後の移植で陽性反応が!5週に入り胎嚢確認ができホッとしたのも束の間、5週5日目の日に腹痛からの大量出血…!トイレが血の海になりました。

陣痛みたいな痛みが続くし、レバーのような胎嚢らしき塊が出てくるし完全にもうダメだと思いました。

流産判定をしてもらう気持ちでクリニックに行くと、なんと予想外にも胎嚢が確認できとても驚きました…!

今回の症状は「絨毛膜下血腫」という体外受精をした人によく見られる血種のようでした。

当日は止血剤の点滴をしてもらい、トラネキサム酸という止血作用があるお薬を処方してもらいました。

それからはほとんど出血はなく、なんと今35週目に突入しています。

今振り返って思うこと

  • 不育症検査を受けたことで原因が分かったのは大きな一歩でした。

  • 自分では気づけない「慢性子宮内膜炎」が隠れていることもあると実感しました。

  • 治療を経て妊娠できたことは、検査を受ける勇気を出してよかったと思える経験になりました。

まとめ

不育症検査は多くが保険適用されず、自費になりますが今回受けてみて原因とみれらる症状が把握できたのでよかったです。

CD138の再検査の結果、完全に陽性がなくならない状態(陽性細胞が10個)で移植をしましたが、抗生剤治療後2回目の移植で妊娠することができました。

もし流産が続き悩んでいる方がいたら、ぜひ一度不育症検査を受けてみてください。
そして「治療によって状況が変わることもある」という希望を持っていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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