共働きである我が家は、結婚当初から「お小遣い制」にしています。
友人に話すと結構珍しがられますね。
…というのも、周りの同世代(30代前半)の共働き夫婦は、支出の担当を決めて、担当分だけ出し、他は自由というパターンが多いからです。
お小遣い制を選んだ理由は1つ。
マイホームのためお金を効率よく貯めたい!
マイホームが欲しかったので、効率よく貯金をしたいと思い、結婚1年目からお小遣い制がスタート。
そして、頭金を効率よく貯めて、結婚3年目で念願のマイホームをゲットしました!
この記事では、結婚当初から3年間お小遣い制を続けている筆者が、
- お小遣いはどれくらいにした?
- どこまでお小遣いで払う?
- メリットある?
- 続けられるコツは?
といった、気になる「お小遣い制」のやり方やコツについてオープンにお話ししたいと思います!
お小遣いはいくらにする?
お小遣いの決め方
お小遣い制にしようと思ったときに、まずはいくらにしよう????ってところから始まりますよね。
筆者も、まず「お小遣い 平均」「お小遣い 適正額」でググり、お小遣い制に関する記事をいろいろ読み漁っていく中で、
- お小遣いの平均は、大体3万円~4万円(お昼代込み)の間であること
- 夫婦の給料を合計した収入金額の10%がお小遣いとして理想的な金額
というのを目にし、これらを目安に決めることにしました。
以下は毎年新生銀行が発表しているお小遣いの平均額に関するアンケート調査の結果です。
大体3~4万円(お昼代込み)のお小遣いが多いようですね。
もちろん収入によりますが、平均よりだいぶ少ないと可哀そうなので、平均を参考に決めることも大事だと思います。
正社員共働き時代のお小遣い
手取り金額の約10%である、6万円を2で割り、1人あたり3万円のお小遣いに設定しました。
夫:正社員、妻:派遣時代のお小遣い
手取りの10%を目安に、夫の収入が多いので、夫3万、妻2万5,000円のお小遣いに設定しました。
どこまでお小遣いでやりくりする?
お小遣いでどこまでやりくりするかによって、お小遣いの金額を変える必要がでてきます。
お小遣いの金額を決めたら、その金額でどこまでやりくりするのかを決めていきます。
ここでしっかり決めておかないと、後々の不満につながってしまいます。
我が家では基本ルールとして、
- 生活必需品 家計から出す
- 趣味、嗜好品 お小遣いから出す
を定め、各項目をどうするか決めていきました!
我が家の場合、趣味・嗜好品以外は家計から出しているので、無理なく続けられています!
お昼代
かなり忙しかったので、お弁当を作る余裕はなく、毎日お昼は各自買っていました。3万円のお小遣いのほかに1万5,000円のお昼代をそれぞれもらっていました。1カ月22日勤務として、1日あたり約681円の計算です。
収入が減ったのでお昼はお弁当を作るようにしていました。作れなかったときは、食費からお昼代を出しており(1人600円)、これを超える金額を食べた際には、お小遣いからお昼代を出していました。
美容院代
美容院代は、衛生費として貯めたお金から使用するようにしていました。
ただ、筆者はカット+カラー+トリートメント(9,000円ほど)を毎回するので、夫と不公平がでないよう、6,000円までは家計から、残りはお小遣いからというようにしました。
6,000円というのは、夫が1カ月半で美容院(3,000円/回)に行くのに対し、筆者は3カ月に1度なので、夫が3カ月で使用する美容院代6,000円から計算しました。(笑)
化粧品代
基礎化粧品(化粧水、洗顔類)は、身だしなみに関わる最低限のものだと考えているので、日用品費から出すようにしています!
会社の飲み会
すみません。生活費需品ではないという観点から、お小遣いからお願いしています。(笑)
ですが、あまりにも飲み会が多い時は家計から出すときもあります。人との付き合いは大事ですからね!
最近はコロナの影響で会社は飲み会禁止のため、ここ数カ月飲み会代0円です。助かる…。(笑)
衣類
被服費という名目で貯金をしているので、そちらから使用しています。
資格、本等、仕事に関わる費用
後々の昇給につながる大事なことなので家計から出しています!
お小遣い制3つのメリット
お小遣い制は、お金を貯めるために必要なメリットが大きく3つあります。
①効率よく貯金できる
使えるお金が決まっているので、残りのお金は貯金に回せます。
お小遣い制で頭金600万円を2年で貯めてマイホームゲットできました!
➁ムダなものを買わなくなる
使える金額が決まっていないと、あれもこれも欲しくなり、買ってしまいがちです。
お小遣いがあるからこそ、本当に必要なものを吟味して買うようになり、無駄に買ってしまったということが格段に減りました。
③夫婦でお金の使い道を相談できる
お小遣い制にして、残りの給与をまとめて管理しているからこそ、家計がクリーンになります。
夫婦2人とも、家全体のお金を把握できているからこそ、このお金はこっちに使おうと、質の高い、お金の使い道相談ができるようになります。
お小遣い制の2つのデメリット
お小遣い制にはデメリットもあります。家庭の優先順位で、デメリットが上回る場合は、お小遣い制を導入しない方がうまくいくかもしれません…!
①夫が見栄をはれない
月に3万円のお小遣いなので、他人に気前よくおごれませんよね。
夫婦それぞれでお小遣い制なので、筆者におごるということもほとんどなくなりました。(笑)
ただ、夫とカフェに行ったとき、お支払いの時は夫に払ってもらって、その後、電子マネーで夫に送金するという形をとっているので、一応形的には見栄を張れているかと思います。(笑)
➁買いたいものを自由に買えない
数万するものを買いたいとなった時に、お小遣いでは難しくなります。
高いものを買いたい時には、家族で相談する必要がでてくるので、あまり言いたくないものを買いたいときは嫌ですよね。。
お小遣い制を無理なく続けるコツとは
お小遣い制は、効率よくお金を貯められるというメリットがありますが、無理して続けると不満が噴出してしまいます。
そこで、お小遣い制を無理なく続けられる3つのコツをご紹介します
ポイントは以下の通りです。
- 貯金をする目的を持つ
- 給料に応じてお小遣いを変える
- 何を家計から出すか、何をお小遣いで賄うかを明確にする
1つずつ説明していきます!
①貯金をする目的を持つ
これが一番大事ですね!
なんでも言えることですが、目的がないと物事は続けられません。
何のためにお小遣い制にしたいかをハッキリさせましょう。
我が家の場合は「マイホーム購入」が目的でした。
購入した後は、「ローン返済」「将来の子どもの教育費のため」が目的になっています。
➁給料に応じてお小遣いを変える
昇給したのに、自分が自由に使える金額は変わらければ不満がでてきてしまいますよね。
我が家では、昇給したら手取りの10%を目安に、お小遣いは見直すようにしています。
今のところ、大幅な昇給はないのでSTAYのままですが。。(笑)
③何を家計から出すか、何をお小遣いで賄うかを明確にする
しっかり決めておかないと、後の不満につながってしまうので、お小遣い制を始める前に、話し合っておくことをお勧めします。
お小遣いでまかなう一番分かりやすい基準は「趣味、嗜好品」かどうかだと思います。
まとめ
お小遣い制は、お金を効率よく貯めるのにとてもいい方法だと思います!
我が家は、お小遣い制にしたお陰で、マイホームの頭金も効率よく貯めることができました。
ただ、自由に使えるお金が減ることは間違いないので、よくパートナーと話し合ってから決めてくださいね。
- 貯金する目的を持つこと
- 給料に応じてお小遣いを変えること
- 何を家計から出すか、何をお小遣いで賄うかを明確にすること
上記3点が、無理なく続けられるコツとなります。
家計をクリアにして、家の資産を増やしましょう!
少しでもお役に立てたら嬉しいです。